「Ebb and Flow」とは、ちかごろの国産ゲームが世界でも面白いと評価されている点にフォーカスしたインタビュー番組。
いろいろと教訓や発見があったので感想を書いておこうと思う。
会社のなかでシステムに関わる仕事をしているのですがパッケージソフトがどうも嫌いでフルスクラッチを求めてしまう自分がいるのですが、日本のゲーム業界がPS3の時代に世界から遅れてしまったのも優れた技術の取り込みに遅れた結果という話もあった。
たしかにUnityやUnrealエンジンなど日本のゲームが採用しはじめたときはまるでホンダやトヨタがエンジン開発をやめて車体だけをつくり始めたような喪失感を感じたけどゲームの本質部分でもあるアートや世界観といったものはなにもエンジンにこだわる必要はない。
これを教訓に自分もすこし変わらねばならない、考え方が遅れているのかなと自己嫌悪にも感じたのでした。
まぁシステム開発や要件定義はそんな簡単なものではなくて結果を期待する人と目の前の課題を解決したい人と業務全体を見直したい人とそれぞれ考えがぐちゃぐちゃと交錯するので何かシンプルに方向性をつけて進めなれないものかと悩んでしまう。
そんな混沌とした状況にフルスクラッチを求めるほうが諸刃の剣なのかな。